書き手も読み手もわかりやすい!~教育現場で使える「文章の逆三角形」

教育×ライティング

こんにちは。教育専門ライティング「ここらいと」です。

学校・塾などの教育現場でもライティングスキルが求められる時代。「もっと伝わる」文章を書くコツを知ることで、教育をもっと楽しくしませんか?ここらいとでは、そんな思いから「今日から教育現場で使えるライティングスキル」を発信しています。

今回の記事でご紹介するのは「文章の逆三角形」

文章をまとめやすく、かつ結論がわかりやすくなる型です。
構造もシンプルなので、手軽に取り入れられますよ。

「論理的な文章を書くのが苦手」「書くのに時間がかかる」
とお悩みの方は、ぜひ最後までご覧ください。

文章の逆三角形とは?

①結論(一番伝えたいこと)
②説明(二番目に伝えたいこと)
③補足(付随的なこと)

この構成で書くと、以下のようなメリットがあります。

・何が言いたいのか?がすぐわかる
 →読み手に時間を取らせない
・何から書けばいいか?がわかりやすい
 →書き手も、書き出しで悩まないで済む
・短くしたいときは③から削ればOK

作文を書くとき、よく使われるのは「起承転結」。
しかし、この構成では「逆三角形」で伝えたいことを5W1Hで最初に言い切ります
新聞記事などでも用いられる文章の書き方です。

※5W1H
Who→(When/Where)→What→(How)→(Why)

例えばこんな文章が書けます

BEFORE
「Aくんが数学の問題集をなくしました。どうやら、自習スペースに置き忘れてしまい、そのまま行方がわからなくなってしまったようです。新しい問題集を業者から購入しなければなりません」

 AFTER
「Aくんの新しい数学の問題集を購入する必要があります。自習スペースに置き忘れて、そのままなくしてしまったようです」

どんなときに使える?

・小論文や作文、プレゼンなどの指導

・新聞作成の授業

・保護者会の説明資料の文章

・集会などで全体に説明をするとき
・学年や管理職に報告するとき

まとめ

ついつい長くなってしまう説明や資料の文言も、逆三角形を使うとすっきり!
話すときにもぜひ取り入れてみてくださいね。

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