ストレートに書く技術~教育現場で使えるライティングスキル

教育×ライティング

こんにちは。教育専門ライティング「ここらいと」です。

学校・塾などの教育現場でもライティングスキルが求められる時代。「もっと伝わる」文章を書くコツを知ることで、教育をもっと楽しくしませんか?ここらいとでは、そんな思いから「教育現場でも使えるライティングスキル」を発信しています。

今回ご紹介するのは「ストレートに書く技術」。いいたいことをズバッと言い切ることで、わかりやすい、読みやすい文章にすることができます。

ここでは
・重複表現を避ける
・冗長表現を避ける
の2点についてまとめました。

「ついつい一文が長くなってしまう」「回りくどい文になっている気がする」
そんなお悩みのある方はぜひ最後までご覧ください。

重複表現を避ける

同じ意味の言葉を重ねるのが「重複表現」です。
例えば……

・頭痛が痛い→頭が痛い/頭痛がする
・まだ未定→まだ/未定

また、同じ文章のなかに同じ意味の言葉が含まれる場合もどちらかを削りましょう。

【例】
勉強をさぼってしまう理由には、勉強する価値を知らないという理由がある。
→勉強をさぼってしまう理由は、勉強の価値を知らないからだ。

▼▼ついやってしまいがちな重複表現▼▼

冗長表現を避ける

冗長表現とは、文章に含まれる無駄な語句・言い回しのことです。
多くの場合で、削っても文章の意味には影響がありません。
冗長表現をなるべく削ると、シンプルで読みやすい文章になります。

【例】
指導案の方はご確認いただけましたか。
→指導案はご確認いただけましたか。

生徒会でアンケートを出すかどうか悩んでいます。
→生徒会でアンケートを出すか悩んでいます。

成績アップを邪魔するような要因から、目をそむけたくなります。
→成績アップを邪魔する要因から、目をそむけたくなります。

▼▼やりがちな冗長表現▼▼

シンプルにすると、文章はもっと読みやすくなる

読みやすい文章にするには「なるべく一文をシンプルに、スリムに」を徹底することです。
わざと明言を避けたい、遠回しに書きたいとき以外は(そういうときもありますよね)、ストレートに書き切る!を徹底してみてください。

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